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主催者が一番楽しい!

主催者のあり様は場に反映される

場づくりは、楽しむのが一番です。もちろん、楽しいばかりではないと思いますが、一番最初に楽しい気持ちで始めるのはとても大切なことです。あなたは場づくりを楽しんでいますか?

主催者が楽しんでいないと、楽しい場は出来ない

多くの場づくりの現場にうかがって、多くの主催者に会います(主催者とは、場のつくり手側の人たちのことです)。すると、なかには「嫌だけど仕方なくやっている」という人もいます。実際にそう言っているわけではなくても、そういう雰囲気が鮮明に出ています。

これが、じつは大問題なのです。

主催者が楽しんでいないと、楽しい場は出来ません。その場に来た人は、場を楽しむことが出来ません。主催者が安心していないと、安心感のある場になりません。その場に来た人は、安心することが出来ません。

場は、主催者の内面のあり様を反映します。主催者が楽しむのは、場づくりの第一歩なのです。

「他になり手がいないから仕方なく…」は本当か?

「他にやる人がいないので、私が仕方なくやっています」

という人、けっこういますよね? あなたの周りにも、そういう人がいませんか?
僕は、こういう人のなかには、本当は楽しさや喜び、充実感を感じているのに、「他になり手がいないから…」という人が、実際にはかなりいると考えています。本当にそれが嫌で、本気で交代を望むなら、方法はあるはずですからね。

そもそも「役割を担う」というのは、充実感や喜びを感じられることです。

子どもたちは、役割を担うのが大好き! 荷物を運ぶ様な役割でも、率先して

「やりたい!」
「運ばせて!」

と言います。それが、年齢が上がって大人に近づくにつれて、

「別にいいです」
「…(沈黙)…」

と言うような態度に変わっていきます。理由はシンプルで、周囲の大人の多くがそうしているからです。
大人はもっと、「やりたい」「やらせてください」「楽しい」「好きでやっている」と素直に言っていいと思います。

自分の充実感や楽しさを計画に組み込もう

主催者は、場をつくる役割を担っています。「集まった人たちが主体の場」であっても、そういう場そのものをつくり支えているのは主催者です。黒子に徹するタイプの主催者でも、マイクを握ってまずは自分が一曲歌うというような目立つ主催者でも、役割は同じです。主催者の内面が、場に反映されます。

主催者が、場のもっとも重要な要素なのです。だから、客観的になって、自分自身の充実感や楽しさを、場づくりの計画のなかに、しっかりと組み込んでください。

そして、本当に心底嫌な役割なら、担わなくていいのです。自分を殺し、その人にとって苦しみでしかない役割を、だれかが担う必要が本当にあるでしょうか? そんな風につくられた場で、人は幸せを感じられるでしょうか?

あなたは場で笑っていますか? 主催者が一番楽しい! そう思って取り組んでみてください。

(文・長田 英史)