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自分らしく場をつくると「励ましのエネルギー」が生まれる

他人の場をみて圧倒されたことはありますか?

あなたは、他人の場を見て、圧倒されたり、思わず反応してしまうことはありますか?

「うらやましいな~」
「楽しそう! 自分も行きたい!」
「くだらないな…、なんだこれ?」
「すごい、こんなに人が大勢集まってる!」
「わ、あの有名人も来たんだ!」

人数や規模に反応する人、著名人のかかわりに反応する人、様々なことに「反応して」しまうことがあります。「反応」のポイントは様々で、自分のそれを知ることは、そのまま自分を知ることにつながります。

他人の場などどうでもいい

はっきり言いますが、他人の活動の場など、本当はどうでもいいのです。

もちろんそこから学ぶとか、連携をするとか、そういう展開はあり得ますよね。当然です。でも、妬ましく思ったり、劣等感を抱いたり、「負けてたまるか!」と本質を外れた部分で競ったり

あなたはその人のようにはやれないし、その人もあなたのようにはやれません。場づくりというのはそういうものなのです。

自分は何にどのように反応したのか?

生身の人間なら、「反応」してしまうことはあります。そういう「反応」は、その人の内側の混乱であり、本当の願いと切り離されたものです。その混乱が、「場」に反映されてしまいます。

反応してしまうこと自体は仕方がありませんから、「自分が何にどのように反応したのか」に気付いて、自分の傾向を知っておくといいでしょう(僕自身はそう努めています。心の健康にもいいですよ!)。

他人の場をみて反応しているとき、心はどこか遠くに飛んでいって、いま・ここから離れてしまっています。「場づくり」の基本中の基本をひとつだけ挙げれば、「いま・ここ=目の前の場への集中」です。それが準備の作業や会議でも、当日でも、あなた一人の時間でも。

他人から学ぶ姿勢は大切ですが、影響されて動揺するくらいなら、まずは目の前の場と自分自身にだけ向き合ってみませんか?

そこであなたの心が安定し、地に足がつけば、その「場」を共有する人たちも安定してきます。

他人の目で自分の場を評価しない

場づくりは、自分らしいやり方で始める・続けることが出来ます。まずは自分の感じ方を尊重し、その上で考え方を確立しましょう。場づくりクラスでも、そのことをお伝えしています。地域社会のニーズをとらえるとか、既存の活動から学ぶとか、そういったことは、その後で取り組めばいいと思います。場づくりにおいてもっとも重要な要素は、主催者の内側にある思いであり、リソースです。

だから、他人の目で、自分の場を評価しないでください。

他人の期待や、曖昧な社会トレンドに影響されて、うまく演じて小綺麗な場をつくって、だれが喜ぶでしょうか。それよりも、あなたが、あなたらしさを尊重して、あなたらしい「場」をつくれば、それは必ず人を励まします。

「わたしにも出来るかも!」
「わたしも自分らしくやってみよう!」
「わたしも自分の本音を大切にしよう!」

こんな風に受け止めてもらえるかもしれません。

だれにだって励ましは必要です。そして励ましのエネルギーが創造されるのは、嘘の自分を表現する場ではなく、ありのままの自分を認めそれを表現していい場です。
逆に、自分自身を否定して場をつくると、場はそうした主催者の内面を反映します。そうした場では、人は元気になれません。元気になれない場って、意味ありますか?

その人が、本当にその人らしく「場」をつくると、そこに「励ましのエネルギー」が生まれます。

(文・長田 英史)